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時代劇だけじゃない!あなたもハマる、中華圏の現代ドラマ名作4選|恋愛ドラマ編 《後編》

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名作現代ドラマを配信中!

年々、上陸作が増えているアジアドラマ。人気なのはドロドロの宮廷ものや、重厚な歴史物……だけじゃない! 現代を舞台にしたドラマ、中でも中華圏の現代ドラマの日本での放送や配信が増えています。でもどれから見るべき? ということで、今回は中華圏の現代ドラマの人気要素を探りつつ、実際の作品の魅力を紹介します。

後編では、実際のおすすめ作品を見ていきましょう!

前編はこちら


ツンデレ、溺愛、お仕事、人間ドラマ…人気要素たっぷり
「始まりは君の嘘」

「始まりは君の噓」場面写真

経済雑誌のエース記者ジョン・シューイーが、ある勘違いから冷徹な投資会社総裁シー・イエンに接近! 嘘から始まった二人の “恋愛” は、やがて真実になっていく……という物語。原作は小説『錯撩(原題)』で、原作では二人の微妙な勘違い展開とシー・イエンのツンデレぶりが人気ですが、ドラマでもシー・イエンのスケール違いのスパダリぶりが注目! 中でも雪の日の告白シーンは甘々名場面として視聴者の心に刻まれています。リアルだと照れすぎて直視できないような甘い展開も、自然に見えてしまうのがアジアドラマの醍醐味かも!

シー・イエンを演じたのは、「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」のツンデレ魔王でメガブレイクしたワン・ホーディー。そのツンデレ演技にはさらに磨きがかかり、普段の微動だにしない彫刻のような表情と、ヒロインの前とのギャップで視聴者を釘付けにしました。ヒロインは恋愛ドラマの女王ことバイ・ルー。バイ・ルーが着こなすレトロ可愛くておしゃれなファッションにも注目。


こんなにもピュアな恋! 世界9カ国以上を癒した
「あったかいロマンス」

「あったかいロマンス」場面写真

就活中の女子大生モーモーが、ひょんなことから天才理系男子ウェイイーと同居することに!? 惹かれ合うもウェイイーは恋に疎くて……ひたすらピュアな二人に癒される作品。主役カップルの30cmはあろうかという身長差 も話題になりました。無自覚イケメン、ギャップ萌え、身長差萌え、そして恋愛ドラマにハッピーを求める方にはピッタリな作品です。

そんな本作は9カ国以上で放送され、タイではファンミーティングやリメイク版が制作されるほど話題をさらいました。当時、女性主人公のシン・フェイと男性主人公のリン・イーはほぼ新人。役者のネームバリューに頼らずに世界中に広まった名作だといえます。

ちなみに本作は人気小説家チャオ・チェンチェン原作の恋愛三部作の一つ。「あったかいロマンス」が気に入った方は、姉妹作の「ツンデレ王子のシンデレラ」「ロマンスの方程式」もチェックしてみてくださいね!


やっぱり人気! 日本の漫画の映像化
「イタズラなKiss〜Miss In Kiss」

「イタズラなKiss〜Miss In Kiss」場面写真

多田かおる先生の名作『イタズラなKiss』が台湾で12年ぶり、3度目の映像化! ヒロインが片想いしている天才少年に告白、撃沈からのドキドキ同居生活という原作のストーリーをなぞりつつ、台湾で社会現象になった過去2作のノウハウを取り入れてパワーアップしました。

ヒロインの向月琴(原作名:相原琴子)には、「愛くるしい」という表現がぴったりなウー・シンティ、江植樹(原作名:入江直樹)にはツンとデレの表情豊かなディノ・リー、そして「金ちゃん」こと金支柱(原作名:池沢金之助)に新人のアダム・ゴンと俳優デビュー数年以内の若手をキャスティング。大作に挑む若手俳優たちの奮闘が、原作が持つ登場人物の一途さや懸命さと重なり、よりフレッシュでポップな作風に。視聴者に改めて物語の素晴らしさを届けました。


名作は国を越える! 韓国ドラマのリメイク
「愛しているのに」

「愛しているのに」場面写真

中国の「愛しているのに」は韓国ドラマ「ある春の夜に」リメイク版。長年付き合っている恋人との関係に悩んでいたヒロインの元に、一人の男性が現れ……大人の男女の出会いと別れを中心に、今の30代が抱える恋愛や結婚にまつわる悩み葛藤をリアルに描き出した作品です。

韓国版が持つ本質はそのままに、「愛しているのに」ではいくつかの改変が行われています。例えば韓国版では、ヒロインとマンネリ化した恋人は4年の付き合いであるのに対し、中国版では10年。ヒロインの悩みがより伝わりやすいよう中国の恋愛観・結婚観に合わせた改変が行われています。日本の視聴者からも20〜30代にかけた10年間では重みが増したと感じる声が寄せられました。

また独特な映像美にも心を奪われるでしょう。韓国版を彷彿とさせるライティングや効果的なBGMの活用が、映像にロマンチックでしっとりとした雰囲気をもたらし、中国現代ドラマの中で異彩を放っています。

そんな大人な雰囲気たっぷりの本作には、ヒロインに「夕月花~三世を駆ける愛~」「風起隴西-SPY of Three Kingdoms-」などに出演し、新人時代から数多くの賞を受賞してきたスン・イー。相手役は「長相思」の感情を押し殺した演技が印象的なジャン・ワンイー、中国で「夢の実力派共演」と言われた二人にも注目です。


中華圏の名作現代ドラマを見るなら、エンタメ・アジアFree!


Text:沢井メグ(ライター/中国語翻訳者)
大学で中国語と出会い上海留学、上海万博での勤務を経てライターとなる。エンタメ系を中心に中華圏のニュースの執筆、取材、翻訳。主な訳書に台湾ドラマ『いつでも君を待っている』の原作『用九商店』(トゥーヴァージンズ)等
Twitter  @Megmi381

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2025年8月は《あなたもハマる!現代ドラマ特集》以下作品を全話配信!
「愛しているのに」「始まりは君の噓」 「あったかいロマンス」 「イタズラなKiss~Miss In Kiss」
「彼女は無敵な翻訳官」  「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」 「私のキライな翻訳官」 「2度目のロマンス」 「二月二十九日」 「そして救いの星が輝いた」 「正反対なロマンス」 「恋はドキドキ!~Memory Love~」
https://www.spoinc.jp/official/entameasia_free/

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