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チョン・イー出演作6作品を配信中！

涼やかな目元から繰り出す独特の色気で人気のチョン・イー（成毅）。「琉璃」「沈香の夢」「蓮花楼」と数々の時代劇ヒット作を経て、今や “古装男神（時代劇の男神）” として絶大な支持を得ています。今回の記事では出演作と共に彼の魅力を深掘りします！

チョン・イーの魅力たっぷり！　おすすめ作品4選

◆ チョン・イーのブレイク前夜の輝きを見るなら
「青雲志～天に誓う想い～」シリーズ

「蓮花楼」© Beijing iQIYI Science and Technology Co Ltd. & H&R Century Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

人気武侠小説の実写版。「一村皆殺し」の事件を生き伸びた少年・張小凡と林驚羽が、武術界最大派閥の「青雲門」に引き取られ、それぞれ運命を背負いながら仲間と共に悪に立ち向かう。

チョン・イーが演じたのが主人公の張小凡の親友・林驚羽。才能があり、将来を嘱望されるも、ある陰謀によりその座を追われ、過酷な運命に晒されるという役どころ。堂々とした演技に「主演を張る風格がある」 と絶賛されました。

ちなみに本作の主演はチャオ・リーインとリー・イーフォン。脇を固めるのは、ヤン・ズー、チン・ジュンジエ、さらにアレン・レン、マオ・ズージュン、リウ・シュエイーなどの今の人気俳優も多数出演し、「スター名鑑」な一作でもあります。

◆ チョン・イーの “悲劇の王子ぶり” を味わうなら
「長安　賢后伝」

「蓮花楼」© Beijing iQIYI Science and Technology Co Ltd. & H&R Century Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

唐の滅亡後、数々の短命王朝と周辺国が林立した五代十国時代を背景に、架空の国で起きた覇権争いを描く大型宮廷ロマンス。

チョン・イーが演じるのは、盛州という国の王子・蕭承煦。ヒロインである近隣国の郡主・賀蘭茗玉と恋に落ちるも、兄の奸計に陥り、次期国王の座も茗玉も兄に奪われてしまいます。序盤から絶望的な展開ですが、それでも蕭承煦は、茗玉を心で愛し続け、陰から支えていく。しかしさらに追い撃ちをかけるように、様々な困難が彼を襲い……ヒロインと心は通じ合っているのに、報われる気配がない。こんなに不憫な男性主人公がいたでしょうか！　

「報われてほしい！」と思う反面、チョン・イー扮する蕭承煦の悩ましい表情はどこか扇状的で、涙はかくも美しい。撮影順でいうと、初の主演作にして、“悲劇の王子” ぶりが極まった一作！

◆ 黒髪、白髪、仮面…「古装男神」ぶりを楽しむ
「沈香の夢」

「蓮花楼」© Beijing iQIYI Science and Technology Co Ltd. & H&R Century Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

天真爛漫な蓮の花の精と、天を守るために自分の心を抑え続ける神仙との禁じられた愛。

チョン・イーが演じるストイックで自己犠牲的な神仙・応淵は、“悲劇の王子” が板につく彼にぴったりな役ですが、本作ではプラスして人間界での情熱的で快活な唐周、応淵の父で色気たっぷりな俺様魔尊の玄夜と全く異なる3キャラを好演。

ビジュアルも、黒髪、白髪、前髪ありなし、天の羽衣のような幻想的な衣装から、ザ・悪役な黒衣、市井の青年風と「古装の見本市？」と思うほどバリエーション豊か。あなたの見たいチョン・イーの姿がきっとあるはず。ちなみにSNSでは3人のうち誰派かで大盛り上がり！　美しい吐血シーンも要チェックです！

◆ 鮮やかなアクション、コメディ演技、男同士の熱い友情！　新たなチョン・イーに出会うなら
「蓮花楼」

  
「蓮花楼」© Beijing iQIYI Science and Technology Co Ltd. & H&R Century Pictures Co.,Ltd. All rights reserved.

ブレイク以来、涙と吐血が似合う切ない系男子役に定評があるチョン・イーの新たな魅力が知られたのが「蓮花楼」。チョン・イー演じる流浪の神医・李蓮花が、旅の道中で出会った仲間と絆を育み、己の武術と智力を武器に江湖の陰謀に立ち向かっていくミステリー時代劇です。

李蓮花ら3人の男たちの絶妙な関係性に胸を躍らせた視聴者が続出！　男女の恋愛描写が控えめの “ヒロイン不在ドラマ” であるがゆえに、“悲劇の王子” は封印されましたが、その分、男子のわちゃわちゃ感たっぷりのコミカルな演技や大胆なアクションで新たな魅力を見せてくれました。各ドラマアワード16冠という偉業を達成した注目作。

Text：沢井メグ（ライター／中国語翻訳者）
大学で中国語と出会い上海留学、上海万博での勤務を経てライターとなる。エンタメ系を中心に中華圏のニュースの執筆、取材、翻訳。主な訳書に台湾ドラマ『いつでも君を待っている』の原作『用九商店』（トゥーヴァージンズ）等
Twitter　 @Megmi381